桂枝雀「皿屋敷」「日和ちがい」など

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「皿屋敷」

これもけっこうポピュラーな噺です。
播州皿屋敷…お菊さんの怪談話ですね。
「一枚、二枚、三枚…九枚」と幽霊のお菊さんの姿を見るために、
長屋のアホな連中が連れもって出かける。

恐いもの見たさ…の人間の心理が見え隠れして笑えます。
落語って本当に人間を描いていますよね。

「日和ちがい」

これは噺より「まくら」が最強に面白いんです。
師匠の桂米朝も、この「まくら」は大絶賛しています。
人間が、アメーバから進化していく「進化論」を枝雀の独断で展開します。

「まくら」→　本題に入る前の軽い話の事。噺の前座みたいなものです。